ズボラな僕でもお金が貯まるようになりますか?

推しのイケメンに教わる「お金本」あります!

「お金のコトを、そろそろ真剣に考えなきゃ」と思いつつ、まだ行動できずにいる人はいませんか?

昭和の時代は金利が高かった。「貯金でお金が増える」時代でした。バブル崩壊してからは低金利時代が続き、貯金してもお金は増えないどころか、手数料でお金が減る時代になりました。

さすがに「貯金だけじゃダメだなぁ〜」と考える人も増えています。しかし、漠然と考えるだけで、「何をどうすれば良いかわからない」という人が多いのが現状です。 

登場人物

「上田 亮(うえだ りょう)」は、キレッキレの35歳ビジネスマン。会社ではおおっぴらにしてないが、密かにFIREを目指す「お金マニア」。将来は「自分の好きな仕事だけしかやらない。」そんなライフスタイルを目指している。普段から沈着冷静で、少し冷たい印象を持たれることもあるが、見た目とは違って面倒見が良いので、社内でも人気の高い人物である。

「井上 拓実(いのうえ たくみ)」は、社会人になって7年目にして貯金ゼロ。これまでも「お金は使ってなんぼ」だと思ってきた。気がつくと、同じように遊んできた仲間が結婚する話やら、家を買ったというウワサを聞いて、自分だけ貯金できていないことを、ものすごく後悔している。

1章:「貯められない」んじゃない、大きな支出で「貯まらない」んです

貯金できない人がまず始めようとすること。それは「家計簿」をつけることです。ほとんどの人が挫折します。そして「家計簿をつけれない私が悪い!」。特にマジメな人は自分を責めて、ますますやる気を無くします。なので「家計簿は禁止」です(笑)

家計簿」をつける理由は、1ヶ月の出費がどれくらいかを把握するためです。井上先輩のアドバイスはその逆。「1ヶ月どのくらい貯金できるか?」を把握するのが先だと言います。

世の中のほとんどの人は、給料をもらったらまず生活費を使って、余ったお金を貯金しようとします。だから貯金できません。貯金したいなら、給料をもらったらすぐに貯金口座にお金を移動させるのです。なんとなく生活費として使ってしまう前に、無いものとして、別の口座にお金を移動させるのです。

貯金する金額を多くするために、日々の小さな出費ではなくて、大きな出費に注目します。おおきに出費は、毎月定期的に差し引かれる「固定費」の中に隠れています。なぜなら、毎月自動的に差し引かれるので、必要経費だと思いこんでいるからです。「金額が大きい+即効性のある費用」を優先的に見直していくのです。見直して浮いたお金は、もちろん、給料をもらったらすぐに貯金口座に移動させましょう!

 

2章:「貯めるだけ」じゃもったいない!これからは投資が必須の時代です

さすがに、「貯金だけしていればなんとかなる」という時代ではありません。

「r>g(アール大なりジー)」って、聞いたことありますか?フランスの高名な経済学者ピケティーが過去200年のデータを集計した結果、導き出された法則です。

なんとなーく、みんなウスウス気がついていたのですが、「やっぱり!」という結果になりました。ピケティーの「21世紀の資本」によると・・・ 

アール大なりジー

 r:資本収益率=資産の増加率
 g:経済成長率=給料の増加率

 

『「給料の増加率」よりも「資産の増加率」のほうが高い』という法則を導き出したのです。

これ、どういうことかと言うと、『給料よりも、「資産」が生むお金のほうが早く増える。』ということを、科学的に証明したということ。確かに、一生懸命に働くのは大切なことだけれど、それだけじゃダメってこと。

「多くの人は負債を資産だと勘違いしている。」と、金持ち父さんのロバート・キヨサキは言います。資産とは「財布にお金を入れてくれるもの」例えば、マイホームや車は、あなたの財布からお金を奪うので「負債」です。

「一生懸命に働くだけではダメ。これからは、資産も手に入れるのです。」

  

3章:これが二大原則!投資は「長期」と「分散」がマストです

投資は長期間やってこそ意味があります。短期的に見ると上がったり下がったりがありますが、長期的に見ると経済成長に沿って拡大する傾向があります。なので、短期的な変動で一喜一憂するのではなくて、長期的な視点で投資するとうまくいきます。また、長期で投資すると「複利効果」にも期待できます。これ、ものすごくパワフルなので、活用しないとソンです。かのアインシュタインは、「複利は宇宙で最もパワフルな力である」という言葉を残しています。「複利」は、時間が経過すればするほど急激に増えていく特性を持っています。長期でコツコツ積立てるのは、地味で面白みにかけますが、それが最も効率的な投資だと言われています。

もう一つは分散です。投資の世界には、「卵を1つのカゴに盛るな」という格言があります。1つの商品に投資するだけでなく、複数の商品に分散して投資したほうがリスク分散になります。また、時間も分散しましょう。時間の分散とは、購入するタイミングを分散するということです。例えば、ただひたすら毎月1万円を投資することで、ファンドが高いときには少ない数量を、ファンドが安ときには多くの数量を購入することができます。この方法を「ドルコスト平均法」と呼びます。物事には必ず良い点と悪い点があります。万能に見える「ドルコスト平均法」にも弱点はあります。

 

4章:投資の二大原則は「NISA」で実現できるんです

 もし、投資をはじめるなら「NISA口座」から投資することをオススメします。投資して利益が出れば、その利益に対して20.315%の税金が徴収されます。これは全員が対象になるのですが、「NISA口座」から購入した場合は、利益に対する税金(約20%)が非課税になります。投資の二大原則、「長期」と「分散」を実現するには、NISA制度を活用するのがベストです。
また、2024年1月から新NISAが始まることになっています。現行のNISAとはルールが改定されましたが、これが「神改定」と言われていて、とてもありがたい制度に改定されます。世の中では「やらなきゃ損!」的な空気ですが、物音には良い点もあれば悪い点もあります。始めるなら、どちらも知ってから、取り組むか取り組まないかを決めたほうが良いですね。

 

 

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「YAHOOニュース」に掲載されました!

あこがれのコラムニスト、尾藤克之さんに、本のご紹介をいただきました!
むちゃくちゃうれしい!

学校では教えてくれない…激変する社会を生き抜くための「お金」との向き合い方

 

「ダ・ヴィンチWeb」に掲載されました!


“新NISA”って何? やらなきゃ損なの? 知識ゼロでもOK! イケメンと楽しく投資を学ぼう

 

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