ソンは怖いし絶対にソンしたくない!ソンなあなたに【投資初心者向け】

投資の勉強は、まずは自分の基準を作る事

「損するのはイヤ!」だから投資はしない。そう言う人がほとんどです。確かに!ぼくも損するのはイヤだ(笑)

誰もソンしたくない

人間のDNAには自己防衛本能が刻み込まれて、自分が不利になるのは避けたいものです。太古の昔、自分が不利な状況になれば、それは「死」を意味することもあったからです。

それは科学的に証明されていて、トクしたときの「うれしい気持ち」よりも、ソンした時の「悔しい気持ち」の方が2〜2.5倍大きい事が知られています。

つまり「悔しさ」は、「うれしさ」の2~2.5倍大きく感じるってこと。だから人は「ソンしないように行動」します。

 ・損しないように
 ・失敗しないように
 ・傷つかないように
 ・嫌われないように

「ソンしないように行動」だったはずなのに、いつのまにか「行動しない」になってしまいます。

「恐れ」という感情は、人を行動できなくさせます。
その「恐れ」で、どんだけソンしているか、考えたことあります?

これまで「ソンしないように行動」してきたのに、逆にソンしてたなんて・・・

投資してソンしないように「投資をしない」という選択。それは同時に「トクするチャンスも逃してる」ということです。

投資でソンしないよう勉強する

だから多くの人は、投資を始めるならソンしないように、「ちゃんと勉強しなきゃ」って思います。

そんなニーズが高いのは、本屋に行けばわかります。「マネー本コーナー」は本屋さんの花形ですから。ググれば「お金の学校」もあって、大繁盛しています。

投資の勉強をすると勝てます。でも、「勝ち続ける」ことは難しい。というかムリ(笑)。「勝つ」と「勝ち続ける」。この差は天と地ほど違うのです。

プロの投資家ですら、勝ち続ける人は1割もいません。全人口で考えると、おそらく100万人に1人のレベルでしょう。「俺は100万人に1人になる!」というのは、ちょっとハードルが高すぎる。むしろ、東大に入るほうが簡単かも(笑)。

じゃあどうする?

勝ち続ける可能性が高い人、つまりプロの投資家に運用を任せる。という方法があります。

できない事を、努力して出来る様になるのはステキです。でも、何でもかんでも自分でやろうとするのは間違ってます。

「プロにお任せ」という選択肢

運用の専門家にお金を託して、儲かった分はおすそ分けしてもらう

「来年は家族でハワイ旅行だから、今から飛行機の免許を取っておこう!」
そんな人いません(笑)ふつうはチケット買って、料金を払って飛行機に乗ります。もちろん飛行機の運転はパイロットにお任せします。

つまり、投資は「投資のプロ」にお任せするという選択肢です。

投資の勉強をするのにも、時間やお金がかかります。何よりも投資には経験も大切な要素です。それ全部、お金で買えるとすれば安い買い物かもしれません。

それが「ファンド(投資信託)」です。

「知るぽると」によると、ファンドとは、
個人から集めた資金を特定の専門家(ファンドマネージャー)に管理・運営を委ね、有価証券などに投資し、その収益を出資額に応じて分配する金融商品。

つまり、「運用の専門家にお金を託して、儲かった分はおすそ分けしてもらう」それがファンドのアイデアです。

ただし、ファンドには3つの手数料がかかります。
※手数料には普段から敏感になりましょう!

ファンド3つの手数料(ここは敏感に)

ファンドの3つの手数料

 1. 販売手数料(買った時)
 2. 信託報酬(運用中の管理費用)
 3. 信託財産留保額(売った時)

そう、「専門家にお任せする」となると手数料がかかります。手数料が高くても運用成績が良ければ文句は言いません。高い手数料出しても、成績が悪ければ文句の一つも言いたくなるもんです(笑)。

銀行からの電話、退職金あるある

Q「3%の信託報酬って高いんですか?」A「いぃえぇーいたってふつーです!

退職金が銀行に振り込まれた瞬間に「銀行から電話が来る!」支店長から「銀行に来てもらえませんか?」と直々に電話が来て、VIPルームに通されたりしたら・・・

そりゃ誰だって舞い上がちゃいます(笑)

そこで紹介される定番の商品が、「投資信託(ファンド)」と「定期預金」です。銀行で販売されてる、いわゆる「ぼったくりファンド(失礼)」は、信託報酬だけで1%〜3%します。

ぼったくりファンドは信託報酬だけで1%〜3%

これにプラス、買うときに「販売手数料」、換金したときに「信託財産留保額」が徴収される。
しかも期待リターンは年3〜5%程度・・・

専門家にお願いしても、利益はほぼゼロやないか〜い!。あゝ無情、ちーん!

金融庁が明らかにしたデータによると、
銀行の投資信託、46%の個人が「損」:朝日新聞 (2018年)https://www.asahi.com/articles/ASL755DSNL75ULFA023.html

それ以来、銀行のファンドは「ぼったくりファンド」と呼ばれています。

いきなり「信託報酬(手数料)3%」と書いてあっても、「たった3%でしょ」と言う人もいれば、「これ、ぼったくり?」と言う人もいます。

人にはそれぞれの基準があって、それと比較して「高い」か「安い」かを決めています。あなたに「基準がない」と、その手数料が「高いか安いか、わからない」という状態になります。

あなたはつい「3%の信託報酬って高いんですか?」って聞いちゃいます。営業マンにとってあなたは「カモ」以外の何物でもありません。相手はニヤリ。「いぃえぇーいたってふつーです!」って答えます。

投資を勉強するのは「自分の基準」を作るため

投資を勉強するのは、あなた自身の「基準」をつくるためです。

例えば・・・
あなたが信頼している人から「年間10%の利回りなんてありえない、そんなの絶対に詐欺だ!」と言われたとします。

あなたならどう思います?

「銀行の利息が0.001%の時代に10%なんてありえない。それって詐欺。」って思います?

10秒だけ考えてみてください(笑)



実は、「米国のS&P500指数は、過去50年の年平均成長率が9.83%」なんです。これを知ってれば、年間10%は不自然な話では無いことがわかります。

この手の情報は、「知ってるか知らないか」だけです。でも、知らないとソンしたり、チャンスを逃したりするのです。これが「ファイナンシャル・リテラシー」です。あなた自身の判断基準を持つために、投資の勉強をするのです。

まとめ

ソンをしたくないのは人間の本能。まずはじめに、その「恐怖」という感情を、しっかり受け止めてください。

誰だって、はじめから自転車にスイスイ乗れません。時にはコケたりしながら、何も考えなくても乗れるようになるものです。

投資も同じです。慣れてないうちに、スピードを出すから大怪我するんです。初めは少額から、慣れてきたら金額を増やせば良いのです。

投資の勉強は、まずは自分の基準を作る事から始めましょう。投資に勝つための投資テクニックをマスターするのも良いですが、まずは「自分の基準作り」からです。

中には、自ら投資したり勉強したりする時間を、別の事につかいたいという人もいます。そんな時は「投資のプロにお任せする」という選択肢もあります。投資のプロが運用するファンドを考えるなら、特に手数料に注意しましょう。

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