支出を減らすために「家計簿やめよう!」【投資初心者向け】

家計簿やめよう!

「支出を減らそう!」そう決心した時あなたは何をしますか?
ほとんどの人は「家計簿をつけよう!」ってなりますが・・・それってもうヤメちゃいませんか?

家計簿をつけるとムダ遣いが無くなって支出が減る。そう思い込んでる人が多いです。
ところが、ほとんどの人は途中で挫折します。

そして家計簿をつける事ができなかった自分を攻めたり、そんな自分を認められないので、きれいサッパリ忘れようとします。

だったらもう、家計簿から卒業しちゃいましょう!

家計簿をつけるには努力が必要ですが、残念ながらそこまで役立ちません。
努力の割にはコスパが悪い(笑)。忍耐強い人で続けることができる人も、家計簿をつけることが目的になっちゃう人が圧倒的に多いのです。

家計簿をつける目的は、1ヶ月にザックリどれくらいの支出があるかを知ること。
つまり、現状を把握するのが目的です。ザックリ把握すれば良いのです。

例えば、決済はすべてクレジットカードや電子マネーにすることで、自分が何に使ったか自動的に記録されます。
何の努力もいりません。支出額は毎月変わります。だからザックリ把握すればそれでOKなのです。

支出を管理するときに重要なのは「優先順位」をつけること。
最も効果が高いのは、毎月自動的に引き落とされている「固定費」です。
ここはお宝ザクザクです。中でも見直しが簡単でインパクトのある「携帯代」と「保険代」から始めるのがオススメです。

(1)携帯は格安SIMに乗り換える

キャリア携帯から格安SIMに切り替えましょう!キャリア携帯とは、ドコモ、au、ソフトバンクのこと。

格安SIMに変えると月3千円くらいになりましたよ。これ、家族4人で考えると4万円が1万円+αくらいなので、月に約3万円の支出が減ります。年間36万円って、ちょっとしたボーナスですよ!

実際に格安SIMを使ってますが、全く不便を感じません。
確かに「格安SIMは通じにくい」という理由で、キャリア携帯にこだわる人がいますが、格安SIMの人口カバー率は99%以上です。偶然にも残りの1%に該当していない限り、格安SIMに乗り換えましょう!

最近は電話をかけることが、ほぼ無くなりました。だってSNSを使えば、無料で電話できる時代ですから。さらにTV電話も無料で使える時代ですから、これを活用しない手はありません。

今だにキャリア携帯を使っているなら、今すぐ「格安SIM」に切り替えましょう!

(2)保険代を見直す

「保険料」は「安心料」であり「お守り料」ということで、ついつい保険を「感情」で契約します。
だからこそ、簡単に支出を減らせるのです。

そもそも日本は「皆保険(かいほけん)」の国。いわゆる「社会保険」で最低限の保証がされる仕組みになっています。この社会保険、実は5つもあって、毎月給料から社会保険料として支払われています。

 ①年金保険(厚生年金)
 ②医療保険(健康保険)
 ③雇用保険
 ④介護保険
 ⑤労災保険

毎月給与が30万円の会社員の社会保険料を計算すると、ザックリ4.6万円。年間で考えると55万円の保険料を支払っています。けっこうな金額を社会保険料として支払っていますが、給与天引きなのであまり意識してませんよね(笑)

日本国が運営する公的保険は、ボクらが支払った社会保険料に加えて税金を投入して運営しています。
全体に占める税金の割合は40%。さすがに民間の保険会社では太刀打ちできません。

なので、民間保険に入るのは「公的保険」だけでは「足りない部分を補う」というスタンスが大前提です。

毎年55万円の社会保険料を支払っても保障が足りない。そんな保険とは何か考えるのです。

「確率は低いけど、もしもの時の損害が大きい」そういうのに保険をかけます。
その典型が「死亡」や「事故」や「火事」。つまり、死亡保険、車の任意保険、火災保険です。

結論から言うと「民間保険」で補足する保険は3つで十分。
(1)死亡保険
(2)車の任意保険
(3)火災保険

(1)死亡保険

死亡保険に入るのは、幼い子どもを残して、一家の大黒柱に死なれると残された家族は大変な目にあうからです。子どもがいなかったり、、子どもが自活できるなら必要ありません。保険は「掛け捨て」が最もコスパが良いので、死亡保険も「掛け捨て」にすること。貯蓄ができるタイプは不要です。

(2)車の任意保険

車の任意保険も、自賠責保険と合わせて入っておいたほうが良い保険です。大事故を起こしてしまうと、とんでもない金額の賠償金が請求されます。車や自転車の事故は、公的保険でカバーできません。

(3)火災保険

火災保険はコスパが良く、掛け金に見合うリターンがあります。
しっかり選べば、年間数千円で十分な保障が付いてる保険もあります。

逆に言うと、この3つの保険以外は「必要ない!」

逆に言うと、この3つの保険以外は「必要ない!」って考えて、見直すことをオススメします。

「低確率で損害大」に保険をかけます。
高確率なものは保険に加入してはだめです。なぜなら保険料が高くなるからです。

保険の仕組みは、
「多くの人からお金を集めて、少数の不運な人にお金を渡す。」これが基本です。

お金を渡す人が多くなれば、保険会社はやっていけません。だから、お金を渡す可能性が高いなら、保険料が高額になります。

まとめ

「支出を減らそう!」と思った時に、まっ先に考えるのは食費を下げること。
ランチを弁当にしたり、10円でも安い野菜をわざわざ買いに行ったりします。
確かにそれでも支出を減らせますが、インパクトは小さいんです。
まずは毎月支払ってるもので高額なもの、それが携帯代と保険代。
この2大固定費を見直すのです。
この2大固定費、日本人が貧乏になってきている原因の1つだと言われています。

支出を減らしたいなら、まずは携帯代と保険代を見直すのです。

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